沖縄県は、８月１日から沖縄県緊急事態宣言を発令しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大を受け、緊急事態宣言を２週間延長し、８月２９日までとしております。
　警戒レベルについても、最高の第４段階 感染まん延期に引き上げ、県民の皆様へ、不要不急の外出自粛、会食や会合など人が集まる場所への外出は控えること、感染防止対策を徹底することなどを呼び掛けております。

　また、本村の感染状況についても、８月１４日金曜日現在、沖縄県からの報告によると、新型コロナウイルス感染症の患者が新たに７人、確認されており、村民の感染者は合計３７人となっております。

　村民の皆様には、村内において感染者が増加していることにより、感染リスクに対するご不安やご懸念が高まっていることと存じます。
　また、小中学校の夏休みの延長、施設利用の制限、各種イベントの中止などが相次いでおり、大変ご不便をおかけしております。村といたしましても、しっかりと現状を把握し、保健所や医療機関などのご指導を仰ぎつつ、感染拡大防止対策並びに感染者及び感染者家族への支援に取り組んで参ります。

　現在、村には感染者やそのご家族などを特定しようと詮索する動向や、感染していないにもかかわらず感染者とうわさされたりなどの風評被害が確認されております。　
　ご承知のとおり、新型コロナウイルス感染症は、私たちの日常生活や社会経済活動の中で、誰もが期せずして感染する可能性があります。
　感染された方やそのご家族など関係者の皆様がいわれのない誹謗中傷、いじめや差別を受けることがないよう村民の皆様に、改めてお願いするとともに、不確かな情報や根拠のないうわさなどに惑わされることなく、公的機関が発信する情報に基づき、落ち着いた行動をお願いいたします。

　宜野座村は今が踏ん張りどころです。村といたしましても、この困難を乗り越えるべく、全力で対策を講じて参りますので、村民の皆様におかれましても、「新しい生活様式」に基づいた行動を意識し、感染予防対策を徹底して頂きますよう、ご理解とご協力を、お願いいたします。

令和２年８月１４日
宜野座村長　當眞　淳