宜野座村内における新型コロナウイルス感染症の感染状況ですが、沖縄県からの報告によりますと、８月１７日（月）に新たに１人の感染者が確認されており、村民の感染者は合計４０人となっております。

　村ではこれまで、感染者の累計数を公表して参りましたが、症状が回復された方や健康観察が終了された方もいらっしゃることから、今後は、新たな感染者数のみの公表とさせて頂きますので、ご理解頂きますようお願いいたします。

 
　村内においては感染者の増加に伴い、村民の皆様も感染リスクに対するご懸念が高まっていることと存じます。村といたしましては、今後も、しっかりと現状を把握しながら、感染状況を注視し、保健所などの関係機関のご指導を仰ぎつつ、引き続き、感染拡大防止に全力で取り組んで参ります。

　そこで、この度、新たに二つの事業を立ち上げることにしました。
　まず、一つ目の事業は、感染された皆様やそのご家族においては行動が制限されており、不便な生活を強いられていることから、支援が必要な方へ、買い物などを代行する生活支援事業を実施します。
　次に、二つ目の事業として、濃厚接触者と同居するご家族を対象として、村で宿泊施設を借り上げ、そこに一定期間宿泊することで、家庭内感染を抑制していく家庭内感染防止宿泊支援事業を実施します。

　詳しい内容につきましては、村健康福祉課（098-968-3253）が相談窓口となりますので、お問い合わせください。

　これまでも繰り返し呼びかけさせて頂いておりますが、感染者などを特定すること、誹謗中傷、いじめや差別を受けることが無いようお願いするとともに、不確かな情報や根拠のないうわさなどに惑わされることなく、公的機関が発信する情報に基づき、落ち着いた行動をお願い致します。

　宜野座村は今が踏ん張りどころです。村としましてもこの困難を乗り越えるべく、全力で対策を講じて参りますので、村民の皆様におかれましても、「新しい生活様式」に基づいた行動を意識し、感染予防対策を徹底して頂きますよう、ご理解とご協力を、お願いいたします。

令和２年８月17日
宜野座村長　當眞　淳