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ようこそ村長室へ

ご挨拶

新年の挨拶

 

 

 ハイサイ、グスーヨー、イーソグヮチデービル。

 村民の皆様、国内外に在住されます村出身者の皆様、明けましておめでとうございます。

 輝かしい令和6年の新春を、皆様方には晴れ晴れしい気持ちでお迎えになったこととお慶び申し上げます。

 2024年、今年の干支は辰年です。辰年は、上昇し勢いを増しながらぐんぐん成長するといった縁起のよい年とされていることから、更なる飛躍への一歩を踏み出す年にしていきましょう。

 ちなみに昨年の干支は兎年でございましたが、プロ野球界において昨年は虎の年となりました。本村で春季キャンプを開催している阪神タイガースが38年ぶりの「AREのARE」=「日本一」に輝きました。2003年の宜野座キャンプ開始から20周年となる節目の年の素晴らしい成果に感慨深いものを感じます。

 さて、昨年5月に新型コロナウイルス感染症について法律上の位置づけが見直されたことに伴い、各種イベントや学校行事、地域における豊年祭や敬老会、区民運動会等が開催され、ようやくコロナ禍以前の生活に戻りつつあります。

 昨年は、節目を迎える事業が多くございました。愛媛県内子町と本村との姉妹町村提携50周年の節目に、両町村間で「未来に向けた交流促進宣言書」に署名し、更なる連携強化に取り組むこととなりました。また、国際交流事業として、アルゼンチン宜野座村人会創立70周年、ハワイ宜野座村人会創立75周年記念式典に出席し、「世界のギノザンチュ」の皆様との交流を通して、深い絆を再確認させて頂きました。

 また、昨年も本村の子ども達の多岐にわたる活躍がございました。スポーツ面においては、小学生の部において、野球、バスケットボール、バレーボール、空手等、北部地区や県大会で好成績を収めており、陸上競技においては、第43回新報児童オリンピック大会の団体の部で宜野座陸上クラブが総合1位となっております。

 中学生の部では、宜野座区の赤崎月夕(がゆう)君がボクシング競技で第5回ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会において連続2度目の優勝を成し遂げました。また、女子バレーボール部が国頭地区大会、国頭地区新人大会ともに初優勝を飾りました。

 高校生の部についても村内出身者が選抜され、野球や陸上競技、サッカーなど目覚しい活躍を見せております。

 また、文化面におきましても、絵画や作文、書道などの各種コンクールでの入賞、伝統芸能や吹奏楽等についても積極的な活動がみられるようになりました。

 施設整備関係では、昨年実施した主なハード事業として、中央公民館の代替施設「宜野座村ふれあい交流センター」建築工事が、今年4月1日の供用開始に向けて、順調に整備が進められており、村民の皆様の様々な活動や交流拠点となることを期待しております。その他、沖縄県の事業となりますが、松田潟原地区へ県立農業大学校移転が、令和6年4月開校を目指し建設工事が着々と進められています。

 また、昨年実施した主なソフト事業として、村内在住の交通弱者の方を対象に村が運行する「ぎ~のくんバス」の試験運行を開始いたしました。事前予約が必要となりますが、村内の新たな交通手段として、是非、ご利用ください。

 令和6年に予定している主なハード事業としては、赤土流出防止対策として既存の砂防ダムを改修する松田地区観光農業振興事業や総合体育館の空調設備導入を目的とした宜野座村営体育館機能強化事業の工事着手を予定しております。その他、昨年に引き続き、村道整備や上水道施設、集落排水施設等の生活インフラの更新整備を進めてまいります。

 ソフト事業につきましても子育て支援や人材育成、住環境の維持・改善、福祉サービスの充実、産業振興による地域活性化に努めてまいります。

 その他、村の課題として米軍基地から派生する諸問題、脱炭素に向けた取り組み、公共施設等の更新及び運営、待機児童の解消、宜野座高校への支援など、多くの行政課題が挙げられますが、しっかりと腰を据えて諸問題の解決・改善に向け、職員と一丸となって取り組んでまいります。

 これからも村民の皆様の声を拝聴しながら、より住み良い、魅力ある村づくりに邁進していく所存でございますので、引き続き、村民の皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

 結びになりますが、令和6年が皆様にとって、健康で希望に満ちた年になりますようご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

 クトゥシン ユタサルグゥトゥ ウニゲーサビ

   

令和6年 元日

宜野座村長 當 眞  淳